たちまちメモる

開発中に気になったことをメモしてます。

【逆SEO対策】主要検索エンジンの検索結果から特定のページを消す(≒引っかかりにくくする)方法

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現在公開している自社サイトのページだけど
検索エンジンからの流入(アクセス)だけ、てっとり早くシャットアウトしたい!

みたいなことを時々頼まれることがあるのでメモ

作業前提条件

・該当サイト所有者
 (該当ページのサーバーに対してファイルアップロードができること)

Googleアカウント取得済み
 (かつGoogle WEBマスターツールに該当サイトは登録済み)

Microsoftアカウント取得済み
 (かつbing WEBマスターツールに該当サイトは登録済み)



対策を行う前に…状態確認

検索結果から該当ページが削除されても通知は特にないので
以下の方法で経過観察用の目印を作る必要があります。

経過観察用の目印

・該当ページが検索に引っかかったキーワードをメモ
もしくは
・該当ページが検索に引っかかっているページそのものをブックマーク
しておくとよいかと思います。




robots.txtの設置

(目的)
今後 該当ページが検索エンジンに登録されないように意思表示を行う。

該当ページのクロールを拒否する記述をrobots.txtに書いてサーバーにアップ。

記述例

該当ページURL

http://********.jp/hoge/index.html

robots.txt

User-agent: *
Disallow: /hoge/

補足

Googleウェブマスターツールの記述文法チェック機能がなかなか便利だったので
今回はこちらを使ってrobots.txtを作成してみました。

クロール > robots.txtテスター
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robots.txtに書き込みたい内容を入力
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文法・動作チェックができる
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ついでにこの手順に沿って、Googlerobots.txtの更新リクエストを送信もする
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主要検索エンジンのインデックス削除

(目的)
検索エンジンに登録されている該当ページの情報を消すように促す。

GoogleYahoo!JAPANのインデックス 削除

Yahoo!JAPANも同じGoogle検索エンジンを使っているため一括で対応できる (15/8/27 現在)pr.yahoo.co.jp



GoogleウェブマスターのSearch Consoleにログイン

Googleウェブマスター Search Consolewww.google.com


Google インデックス > URLの削除
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削除するURLを入力


今回はディレクトリごと消したいので『ディレクトリを削除』を選択
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新しい削除リクエストを作成して、リクエストを送信。
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申請完了
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…処理完了までしばらく時間がかかります。


※削除が完了するとこんな表示になります。(約6時間後)
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Bingのインデックス 削除


Bing Webマスターツールにログイン

Bing Web マスター ツールwww.bing.com


自分のサイトの設定 > URL のブロック
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何をブロックしますか? の欄に該当ページのURL(フルパス)を入力し、
『URLおよびキャッシュのブロック』ボタンを押す。
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今回はディレクトリごと消したいので、『ディレクトリを削除』を選択した状態で該当ページのディレクトリのフルパスのURLを入力。


申請完了
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…処理完了までしばらく時間がかかります。


※削除完了表示とかは特に無いみたいです。



経過観察

経過観察用の目印を使って一定時間ごとに検索結果を確認。
(大体3~6時間に1回くらい確認する)

自分のPCで検索に引っかからなくなったら、他のPC・スマホなど端末を変えて同じキーワードで検索結果を確認


コレで引っかからなくなったら対策は完了としていいと思います。